社員座談会(若手)

左:T・K (2017年入社)

ノンマリン営業部
経済学部卒

中央:H・R (2019年入社)

ノンマリン営業部
コミュニケーション学部卒

右:H・Y (2017年入社)

営業推進部
法学部卒

若手社員3名が語るわが社の仕事と魅力

Q1.わが社を選んだ理由

T・K:保険業界に興味を持ったのは「人の助けになる仕事」というところ。だから、最初は個人向けの保険が念頭にあったんだよね。でも、いろいろと調べる中で企業向け保険を知って、面白そうだなと。わが社は商社系代理店ということで、世の中の仕組みを学べそうだと思った。

H・Y:商社系というのは僕もポイントだったな。三菱商事グループ全体で多岐にわたるビジネスを展開しているし、いろいろな業界に関われそうだと思った。

H・R:商社系という話でいうと、私はビジネスのスケールが大きいところに魅かれましたね。大手メーカーの多くの工場などを包括的にカバーする巨額の保険契約を扱っていて、大口保険事故対応にあたることもありましたし。あとは、会社の雰囲気も良かったです。最終面接に来たら社長はじめ役員の皆さんが立って待っていてくれ、「来てくれてありがとう」と言ってくれましたし、その後の面接でも私に興味を持って話を聞いてくれているなと感じました。

T・K:そこは僕も同じ印象だったな。最終面接でいろいろと話を聞いてくれたし、社長自ら「会社としてどういうことを考えているか」というのを説明してくれて、丁寧に向き合ってくれる会社なんだと思った。

H・Y:会社の姿勢というところでいうと、わが社は「お客様のために」という姿勢が強い会社だと感じたな。他の代理店も受けたんだけど、その面接で「お客様の役に立ちたい」と言ったら「うちには向かない」と言われたんだよね。その後、わが社の面接で同じことを言ったら、「それは当社が大切にしていることだよ」という返答だった。その時、なんか共感というか、嬉しくて、入社したいと思ったんだ。

T・K:まあ、一般的に「利益追求が第一」という企業は多いよね。それはある意味で当然のことだろうとも思っていたけど、わが社は利益だけじゃない。一番大切にしているのは、三菱商事グループを始めとするお客様をいかにサポートしていくかというところで、実際に働いていてもそれは日々感じている。

Q2.仕事内容について

H・Y:僕とT・Kは海上保険、いわゆるマリン分野の保険を扱っているけど、保険をかける対象が違うんだよね。僕は食品とか洋服といった一般消費財を対象とした保険を扱っていて、T・Kはそれ以外(笑)。

T・K:ざっくりだな(笑)。でも確かにその通りで、原油も自動車も鉄鉱石も化学品も何でも扱っている。「海上輸送で生じる貨物などの損害を補償する保険を扱う」というのは二人とも同じで、そこをベースに補償内容をどうカスタマイズしていくかが違ってくるところだね。

H・Y:例えば、水産品に着目すると、淡水養殖から始まって、海面養殖加工、輸入、国内物流から卸、小売りの前線までのサプライチェーンのあらゆる局面の様々なリスクに併せて、補償内容をカスタマイズする。生鮮品なので、温度変化トラブルを含めた細やかな対応が求められるんだよね。

T・K:僕の担当する貨物でいうと、化学品の成分変容や自動車のサビ発生に対応するカスタマイズなんかがあるね。特に化学品などは本当に様々な品目があって、品目ごとの独特な性質や輸送方法にマッチしたオーダーメイドのカバー設計を求められる。

H・R:私は海上保険ではないノンマリン分野(火災、自動車、傷害、賠償責任など)の保険を扱っていますが、ちょっと変わったところだと風評被害に対する保険というものがあります。店の従業員が商品にいたずらしてSNSで炎上してしまった時に生じる損害をカバーするような。それから、最近はネットの個人情報漏洩などのリスクをカバーするサイバー保険もありますね。

T・K:保険を通じていろいろなモノの流れや社会情勢がわかるのは、この仕事の面白いところだよね。世の中の仕組みが理解できるし、ニュースの裏側も考えられるようになる。

H・R:確かにニュースの見方は変わりましたね。食品のリコールのニュースなんかを見ると、「どういう損害が出て、どういう保険でカバーする」とか、ついつい考えちゃいます。

Q3.わが社の良いところ

H・Y:就活の時にも感じていたけど、人の良さはわが社の魅力じゃないかな。和気あいあいとしているというか……休みの日にばったり会っても全然嫌じゃない(笑)。実際、僕は車が好きなんだけど、同じく車好きの先輩と一緒に草津にドライブに行ったりしているからね。人間関係のストレスはまったくない。

T・K:飲み会やイベントを通じて、仕事以外で親交を深められるのも良いよね。仕事終わりにバレーボールやバドミントンをしている有志のサークルみたいなものもあるし。

H・R:上の人たちが話しやすい雰囲気を作ってくれているのは大きいと思います。相談すると時間を取って丁寧に聞いてくれるし。積極的にコミュニケーションを取ろうとしてくれている感じがします。

T・K:それから、仕事をしていると周囲からいろいろとサポートしてもらえるよね。「自分としてはこんな風に案件を進めたいと考えている」と上長に相談すると、「じゃあ、こういう観点も入れて考えてみるといいんじゃない」みたいにアドバイスしてくれるのはありがたい。

H・Y:若手の考えもちゃんと尊重して、積極的に仕事を任せてくれる社風があるよね。僕は1年目の早い段階から顧客対応を任せてもらっていて、今は三菱商事グループの海外事業会社の支援などを行う営業推進部の仕事も兼務させてもらっているし。

T・K:僕もリスク回避のソリューションを提供するリスクコンサルティング室の仕事をメインにしているけど、いろいろなことに挑戦させてもらえるのは会社として「若手の意見を吸い上げたい」というのもあるんだと思う。H・Rさんもタスクフォースに参加しているもんね。

H・R:はい。保険に関する業務システムの機能改善を進めるタスクフォースなんですけど、「若手の意見を聞きたい」ということでメンバーに選んでもらいました。そういった全社的なプロジェクトに3年目から関われるのは、やりがいを感じますね。

Q4.将来の目標

H・Y:上長に言わせると、僕はフットワークの軽さが長所らしい(笑)。いろんな案件に首を突っ込んできたからかな。「他の人が困っているのを察して声がけできるところが良い」と言われて、「見てくれているんだな」と思って嬉しかった。

H・R:私は上長から「素が出るようになったね」と言われています(笑)。1年目の頃は硬かったと。確かに入社した頃は緊張してなかなか相談しに行けなかったりしていたので。でも、それも周りの方たちのおかげで自然と打ち解けられるようになりました。今は良い意味で緊張もなくなり、のびのびと楽しく仕事できています。

T・K:入社した頃に比べると、みんな自分の個性を生かした仕事スタイルはできてきたよね。僕的には、お客様や社内の人に対する情報の伝え方がうまくなったと感じている。経験を積んだことで相手の立場になって伝え方を考えられるようになってきたんじゃないかなと。

H・Y:今後の目標としては海上保険だけでなく、ノンマリン分野の保険についても精通したいと思っている。それから、保険に限らないリスクヘッジ手段を考えられるようなリスクマネジメント能力も養いたいなと。そして、お客様の経営層に対して最適なリスクマネジメントを提案できるようになりたい。

T・K:僕も企業経営にかかわるリスク全般に対してアドバイスしていきたいというのは同じ。BCP(事業継続計画)策定の支援なんかも含めてね。とくに今はリスクコンサルティング室で保険以外のソリューションも様々なリスクに対して提案していけるので、いろんなアイデアを出したいと思っている。

H・R:私はこれまで事務を中心に仕事をしてきたんですけど、入社した頃から「営業がしたい」といい続けていて、最近は少しずつ営業にも携わらせてもらっています。なので、営業としても経験を積んでいきたいですね。